てんにっき

1人気ままにつぶやかん

spotifyランキング 1月20日付

直近1か月リスナー数ランキングTOP30      

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左の画像:spotifyでの各アーティストの直近1か月(28日間)のリスナー数を降下順で示した。

右の画像:こちらでは、東京におけるリスナー数を集計した。こちらの表では日本国内におけるアーティストの人気度が読み取れる。

 

 まず2つの表からわかることは海外のリスナー数を一定数獲得しているアーティストがいることである。spotify全体で180万ものリスナー数を誇り2位に位置しているONE OK ROCKは国内での人気を示す右の表では8位に順位を落としている。LiSAも同様に、そのリスナーの多くを近年日本アニメブームが巻き起こっている海外に抱えている。ONE OK ROCKは近年英語曲を中心にリリースし、その活動域を海外へと拡大中である。また、昨年1月に海外のエレクトロニックミュージシャンSkrillexとコラボした宇多田ヒカルや、アジア圏に多くのファンを抱えるRADWIMPSも同様のデータを見せている。

 また、2つのランキングを共に制したのは昨年のpretenderが2019年ストリーミング1位を記録したOfficial髭男dismだ。初登場の紅白歌合戦を見事成功させ、年明け早々新曲I love...を先行配信、また5月公開の映画の主題歌を担当することを発表したりと、2020年も幸先良いスタートを切っている。

 右の表にて2位の座に座るのは井口常田率いるオルタナティブロックバンドKingGnuである。昨年暮れにリリースしたteenager foreverがyoutubeにて再生回数記録を達成し、新年最初のミュージックステーションでの披露は大きな話題となった。また、15日にリリースしたアルバムCEREMONYは初動20万枚売上を達成するなど、急激にその人気を拡大中である。

 

リスナー増加数ランキング(1/6-1/20)

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 一位は先ほども述べたニューアルバムが大ヒット中のKingGnuである。その人気ぶりはCD売上枚数にとどまらずストリーミング配信にまで広がっているようだ。2位に髭男、3位に紅白歌合戦で圧巻のパフォーマンスを披露した菅田将暉が位置している。ほかには、「再生」の二文字を掲げ2020年より復活を宣言し新曲をリリースした椎名林檎率いる東京事変、またついこの前に過去の900曲以上の楽曲を解禁した大御所サザンオールスターズが上位に入っている。またバカリズムの番組にて今年のブレイクを予言されたNovelbrightが急激にリスナーを獲得している。ほかに紅白歌合戦出場のアーティストが多くみられることから、衰退をうわさされているのも関わらずいまだに年間最高視聴率を毎年記録している番組の存在感を思い知った。そんななか、紅白に出演していないが若者から絶大な支持を受けているMrs.GREEN APPLEが上位に食い込んでいる。

 

フォロワー数ランキング

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 こちらでは、ストリーミングが主流である海外にリスナーを多く持つONE OK ROCK宇多田ヒカルRADWIMPSが上位に位置している。ほかにはあいみょんや髭男などの近年にブレイクしたアーティストから、back numberやミスチルなどのベテラン勢が上位に入っている。また、4位には米津玄師が入っているが配信されている曲は1つもない。厳密にいうと「日本にはない」。実は海外アカウントだと彼の楽曲が聞けるのである。今後日本においても楽曲が解禁されることを期待したい。

 

J-POPの世界に興味をもってまだ間もない私でも、最近の様々なアーティストが積極的に活動しているのを見ていると、数字的に節目となる今年は良くも悪くも日本音楽業界の1つの節目にもなるような気がしてならない。今後も一人の音楽ファンとしてその成り行きを静かに追っていきたいと思う。